New Orleans
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ザディパンクス(The Zydepunks)
何となくとんがっていそうな名前とは裏腹に、時に中近東イメージ、そしてまた時には昭和初期の日本の姿を思い浮かべてしまうような旋律がぽんぽん飛び出します。そう、それはあたかも 「赤色エレジー」に代表される、あがた森魚が追求した昭和初期の日本の姿。もしや旧フランス・カルチャーのもたらしたものが日本のその時代にもあったということなのでしょうか。ニューオリンズ産のザディコは南西ルイジアナ産のそれとは本質的に何かが違うということ、改めてまた感じる瞬間です。(以上は2005年某月に書きました)

ロシアの大地、白夜の雪景色を思わせるアコーディオンの響き、今回もユニーク!
The Zydepunks / Exile Waltz CD \2,850tax in
前作では途中からあがた森魚が歌い出しそうな、そんな曲調が
印象に残る作品でしたけど、今度はそれに加えて遙かシベリア
の大地、白夜の雪景色を思わせるようなアコーディオンが大活躍。
ザディコと交互に顔を出す、民族色の濃いそれら楽曲群が何とも
言えないエキゾチックな雰囲気を醸し出します。中にはパンクミュ
ージックの姿を借りたワルツも有りで、それがまさに彼らだけのオ
ンリーワン・ミュージック。胸キュンの旋律で始まる異国情緒満点
の#5.Andropov/Polka Felix が特に楽しさ爆発で、コサックダンス
のBGMにまんまでどんぴしゃハマりそう。個性派ザディコです。

2007 USA Nine Mile Records
★★★★

あがた森魚的サウンドが光る、昭和初期の日本のロマンにも通じるザディコの世界
The Zydepunks / ...and the Strets will flow with Whiskey CD \2,850tax in
如何にも名前通りかって音も間にはあるのですが、全体的にはとても
意外なくらい新鮮なロッキン・ザディコ。#2はまるで中近東イメージ、
そして#4はイントロのあと突然あがた森魚が歌い出しても私は驚きま
せん。まさにエレジーというワードが似合うフィドルの音、そこに絡むアコ
ーディオンまでもが燕尾服を着た大正時代の日本人が弾いてたら似合
いそうな音。後半の#7や#10もすかっりその路線です。このアルバムを
聴いている間中「赤色エレジー」がもう片方の耳に鳴りっぱなしでした。
#12なんか無性に日本の詩をのせたくなります。凄く気に入りました!

2005 USA Self Released
★★★★


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