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ハーモニカ・ヘンリー (Harmonica Henry)
私が最初にヘンリーを凄い奴だなと感じたのはSven Zetterberg & The Chicago Expressの時のパフォーマンスでしたけど、晴れてようやく2004年の今そのヘンリーのソロ作を扱うチャンスがめぐってきました。ストックホルムを中心に、網の目のように交差しているミュージシャン同士の交流の中それぞれが違うレーベルから作品を出すので追いかける方も楽ではないのですが、でも私をそうさせずに置かない何かを秘めている音であることも確かです。10穴とクロマチックの両方を使いこなすヘンリーのサウンドは、圧倒的にリトル・ウォルターの世界を継承した人としてのイメージを発散しながらも、もっと幅広く黄金期のシカゴ・ブルース全体を愛しているのが判る展開です。ホートンやジミーロジャース・チューンにも充分な色気が漂っていて、今後の活躍も大いに期待出来る存在。
〜と書いたのが2004年の初導入時、その後長らく売り切れ状態が続いたのですが、今般(2006年10月)ようやく久しぶりの補充が適いました。
北欧とシカゴ、その距離故の思い入れこそが本場を揺るがす白熱音の原動力
Harmonica Henry & The Blues Rockers / Harp Rumble CD \3,521tax in
何とも素晴らしいトーンに惚れ惚れするハーモニカです。長らく
Sven Zetterbergと組んでいたこともあって恐らくは現状これが
ヘンリー唯一のソロ作と思われますがハープファンにはまさに待
ってましたの一枚、絶妙といえるテクニックはもとより、とにもかく
にもその音が抜群に心をくすぐります。個人的には#11.No Lieの
ずしんとくるスローブルースに捕まってしまいましたけど、クロマ
チックをこのように妖しく粘っこく吹けるというその一点でも惚れ
てしまいます。50年代が見事に甦ってくるリアルなサウンド。
1999 Sweden CeePeeVee CPVCD-301
★★★★